東京オリンピックがやってくる

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東京オリンピックがやってくる

今回は2020年に開かれる、東京オリンピックについて、お話をします。日本人にとって、「東京オリンピック」とは、どのような意味があるのか、みなさんにぜひ、知っていただきたいと思います。

2020年の東京オリンピック

オリンピックは、日本では「五輪」と漢字で表現します。5つの輪は5つの大陸を表しており、世界中の人が集まって行われる、国際スポーツ大会です。日本はこれまで夏に1回、冬に2回、オリンピックが開かれていて、2020年夏のオリンピックで、4回目となります。

日本とオリンピック

日本にとって、オリンピックは特別なイベントといえます。なぜなら、1964年に開かれたオリンピックは、日本にとって「経済成長」を世界にアピールするチャンスだったからです。

実は、1964年よりも前、1940年にアジアで初めて、日本でオリンピックが開かれる予定でした。しかし当時、日本は戦争を理由に、実現出来ませんでした。

日本は1945年に、戦争でアメリカに負けてから、街には何もない、0からのスタートでした。 そこから日本は経済を急成長させ、その力を世界にアピールするチャンスが、1964年の東京オリンピックにあったのです。

新幹線しんかんせんなどの、日本の交通インフラのベースは、このころに出来たのでした。

一方、このころの日本は、経済の成長とともに、街にごみがあふれてしまい、問題になっていました。「世界中の人が東京に来るのに、汚いままではダメだ」と考え、色々な取り組みをして、ごみのない、キレイな東京を作りました。

このことは、別記事「日本の環境問題」で紹介しています。

日本の祝日「体育の日(10月)」

日本では1964年東京オリンピックの開会式かいかいしきが行われた10月10日を祝日としました。(2000年からは10月10日ではなく、第2月曜日に変更されました)日本の祝日になるほど、オリンピックというイベントは、日本にとって大切なものです。

日本人にとってのオリンピック

日本人にとって、オリンピックとは「平和」と、戦後の「復興ふっこう」を意味します。日本は震災が多い国なので、こうした「復興」には、とても強い気持ちがあります。

2011年の東日本大震災だいしんさいで大きなダメージを受けた東北エリアにおいても、復興を目指すきっかけの一つが、このオリンピックです。

日本が注目のスポーツ種目

日本人にとって、オリンピックがとても大事なイベントであることが、わかってもらえたでしょうか。そんなオリンピックで、日本が「金メダルを取れる!」と注目するスポーツは、次のとおりです。(知らないスポーツはぜひ、調べてみてください)

サッカー、水泳、卓球、バドミントン、野球、ボクシング、レスリング、柔道、陸上(リレー)など・・・

サッカーはベトナムでも大人気のスポーツですね。東京オリンピックでベトナム対日本の試合が見られることを願っています。

東京オリンピックを観るためのチケット

2019年6月、日本では東京オリンピックのチケット当選とうせん発表がされ、とても話題になっています。観たいスポーツのチケットをとれた人もいれば、外れた人もいます。まだまだこれからも、チケットをゲットするチャンスはあるので、みなさんもチケットの買い方を調べてみてください。

ベトナムのノンラー(Nón lá )が東京公式グッズに?

2019年5月に東京都が発表したオリンピックグッズが話題になりました。オリンピックが開かれる8月の日本は、ベトナムに負けないくらいあついです。

そのため、オリンピックを観に行く人が暑さで倒れないように発表された帽子ぼうしが、ベトナムの「ノンラー」にそっくりなんです!

このグッズは来年東京でしか買えないかもしれない?ので、ぜひチェックしてみてください。

グッズについては東京オリンピック+傘」でネット検索すると見れます!

ベトナムでも将来、オリンピックが開かれることを期待しています。そのためには東京オリンピックの歴史が、何かヒントになるかもしれません。