今回は日本で一度は利用してみたい、新幹線の乗り方についてお話します。日本には、たくさんの「乗りもの」があることは、別記事日本の「乗りもの」についてで紹介しています。
あなたは新幹線を利用して、日本のどこへ行きますか?
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チケットの買い方
チケットは JRの窓口、みどりの窓口、自動券売機で買うことが出来ます。インターネットでも買うことができますが、はじめての方は、駅のスタッフがサポートしてくれる、「窓口」で買うと、まちがいがなく、安心です。
外国人の旅行案内にも慣れているので、「どこに行けばいいか、わからない」ときは、やさしく教えてくれます。チケットを買うときは、駅のスタッフの方には、下の情報を伝えればOKです。
・いつ?
・どこへ?(行きたいところ、駅名)
・何人で?
・指定席?自由席? ( この違いは下で説明します。 )
例:「9月1日、東京から大阪、2人分のチケット、指定席でください。」
チケットは、新幹線に乗る日に買うことも出来ますが、1ヵ月前から買うことも出来ます。なお、下に書いている日にちは、お休みのシーズンであり、多くの人が新幹線に乗るためチケットを買うのには注意が必要です。
・4月29日~5月5日ごろ(ゴールデンウイーク)
・8月11日~8月16日ごろ(お盆休み)
・12月28日~1月5日ごろ(年末年始)
参考:別記事「日本の祝日・カレンダー」
チケットの種類
乗車券
電車を利用するときに買うチケットです。新幹線でも必ず買う必要があります。新幹線を乗り終わってからも、電車で利用できるチケットなので、捨てたり、無くしたりしないでください。
特急券
新幹線に乗るためのチケットで、乗車券と一緒に買います。普通の電車よりも早く「特急 (速い) 」利用できるサービスに対し、料金を支払うためです。列車番号、シート番号、発車時間、利用する駅名が書いてあるので、間違いがないか確認をしましょう。
この2種類のチケットは1枚ずつ(合計2枚)出るか、1枚でひとつになっている場合があります。また、特急券は、さらに3種類(自由席&指定席&グリーン車)あります。
自由席
自由席の列車の中で、好きなところに乗ることができます。ただし、混んでいるときや、あなたと一緒に乗る友だちや家族が多いときは、一緒の席に座れないこともあります。また、自由席の列車(前から1~3号車)が決まっているので、違う番号の列車に乗らないように、してください。
指定席
席が決まっているので、空いている席を探す必要はありません。自由席より500円ほど多く払えば指定席に座れます。チケットを買うときに、自分で席を決めるか、窓口のスタッフが、あなたの希望を聞いてくれます。
グリーン車
グリーン車は、社長や有名人が使う高級なシートです。席が広く、静かで、快適な時間を過ごせます。利用する長さによって料金が変わりますが、たとえば、東京~名古屋ですと、指定席よりも、4,000円~ほど多く払う必要があります。
チケットの変更
これらのチケットの時間を変更したい、キャンセルしたい、というときは、窓口に行き、駅のスタッフに伝えましょう。たとえば、「買ったチケットよりも早い時間に出発する新幹線に乗りたい」場合に、1回だけ変更ができるのです。
利用の流れ
改札口
電車の改札口と、新幹線の改札口は分かれています。新幹線を使うときは、必ず「新幹線改札口」と書かれたゲートを通ります。
乗車券と特急券のチケットは、2枚すべて一緒に改札に入れてください(1枚の場合もあり)。チケットが出てくるときは、2枚ともあることを確認します。ここでチケットを無くすと、追加の料金を払わなくてはならないので注意します。
また、新幹線に乗り終わったら、改札口でチケットがもう一度出てくることがあります。 これは、あなたがチケットを買うときに選んだ電車の駅まで使えるものなので、取り忘れないようにしましょう。(たとえば「東京都区内」「〇〇市内」と書かれたもの)
ホーム
新幹線のホームは電車と違い、長いので、自分が乗る列車の番号「〇号車」を、しっかり確認しましょう。自由席は、席が決まっていないので、入り口に人が並んでいることがあります。窓側に座りたい、など希望があれば、早めに並んでください。
新幹線が発車するまで、「待合室」が改札近くやホームにありますので、そこで待つことが出来ます。テレビや食べもの、飲みものがありますが、時間を忘れて、ゆっくりしすぎないように、気を付けてください。
新幹線に乗る!
車内に乗ったら、座席の番号を確認しましょう。指定席の場合、あなたの席に、間違えて、違う人が座っていることがあります。こうしたときには、チケットを見せて、「ここは私の席です」と伝えます。
車内では、スタッフの人がチケットを見せるように、お願いすることがあります。チケットは、いつでも、すぐに出せるようにしておいてください。
もし 寝るときは、 チケットに到着時間が書いているので、到着の5分前にアラームを設定しましょう。新幹線が駅について、次の駅へ発車するまでの時間は、1分もありませんし、誰も起こしてくれません。
改札口へ
新幹線に乗り終わったら、改札口へ。乗車券+特急券のチケットを入れてください。ゲートを出るときに、チケットが出てきたら、忘れずに取りましょう。そのあとに電車を利用するときに必要です。
新幹線、2回目からは・・
新幹線に慣れてきたら、次のことを試してみましょう。
チケットをインターネットで買う
新幹線のチケットは、インターネットでも買うことが出来ます。エリアによって、キャンペーンがあったりするので、JRのホームページを調べましょう。
JR東日本ホームページ:北海道、東北、北陸etc..
JR西日本ホームページ:大阪、京都、九州etc..
えきねっと:全国
最近では、スマートフォンで改札を通ることができるサービスも出来ました。
(ただし2019年8月現在、ベトナム国内で本アプリは使用できません)
スマートEX
また、下のウェブサイトからは、新幹線予約ができるため、外国人に人気です。
Voyagin公式サイト
日本全国の電車・新幹線に乗ることができるチケットもあるそうです。ただし、「 観光目的で日本へ来た外国人限定」など、条件が色々あるので、ホームページをしっかり確認しましょう。
JAPAN Rail Pass
駅弁を買う
各地には、「そこでしか食べられない」お弁当があります。こちらのウェブサイトを調べて、食べたいお弁当を調べましょう。駅弁は、新幹線の車内でも買うことができるものもあります。
駅弁に関する情報サイト(JR東海パッセンジャーズ)
まとめ
いかがでしたか。新幹線を利用して、日本中を旅してみましょう。
新幹線を利用するときの注意は次の通りです。
- チケットを買うときは、時間に間違いがないか気を付ける。
- 改札口では、チケットを取り忘れない。
- 自分が乗る車両番号(〇号車)をしっかり確認する。
- チケットは、いつも、すぐに出せるようにする。
- 車内で寝るときは、アラームを忘れずに。
- 何かわからないことがあれば、すぐに駅のスタッフに聞く。
楽しい旅行の参考にしてください。