ベトナムの名店、”PHỞ THÌN” 東京店に行ってみた!

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ベトナムの名店、”PHỞ THÌN” 東京店に行ってみた!

ベトナムハノイにある、”PHỞ THÌN”(フォーティン)さんは、日本人の間で、大変人気のフォー屋さんです。

昨年ハノイに遊びに来てくれた日本人の友人が、 PHỞ THÌN TOKYOへ、食べに行ったレポートを、送ってくれましたので、ここで紹介したいと思います。


お初にお目にかかります、東京特派員のポン小川(Pon-Ogawa)です。

「フォーティンが東京に店を出したぞ!」
昨秋に訪れ、すっかりベトナムロスのわたしに、嬉しい連絡が入った。

ハノイにあるフォーの名店「フォーティン」が東京の池袋に支店を出したと現地から吉報。厳しい暑さが残る8月下旬。あの味がもう一度、しかも日本で食べられることに、胸を高鳴らせつつ、いざ訪問。

池袋駅の東口。大勢の人がごった返すサンシャイン通りを抜け、狭い路地へ右折。駅から五分ほど歩き、飲食店が並ぶ一帯に、フォーティントーキョーはあった。

「この味は世界で2カ所だけ」。立て看板が設置されており、店は半地下。

ガラス張りのドアから明るい店内の様子が伺えた。券売機は店外に設置。メインメニューは牛肉のフォーのみ。並盛り(840円)のパクチー抜きを購入し、店内へ。

カウンターのみの座席は20人ほどが座れるという。午後7時過ぎの入店で先客は5人ほど。ベトナム人がほとんどで、美味しそうに麺をすすっていた。

店内BGMはベトナムのポップ曲。ベトナム人客が口ずさんでいた。壁にはハノイなどで撮られたと見られる風景や、ティンさんの写真が飾られている。店員は日本人。

五分ほど経ち、フォーが到着。
「これだよ」と思わず言葉が漏れる。

白の綺麗などんぶりに、湯気が立つ熱々のスープ。麺や牛肉を隠す山盛りの青ネギが、ハノイ店のものを彷彿とさせた。現地風な素材の箸やレンゲだったことも高評価だ。

実食。スープを一口。香辛料が利きつつも、飲みやすいシンプルなあっさり系だ。一瞬にしてハノイ本店の景色が蘇る。固めの牛肉、ネギ、米麺の柔らかさと本店とほぼ一緒の味わい。一気に箸が進む。

卓上の小瓶には本店同様無料のライムあり。魚醤やニンニク酢などアレンジ用の調味料もセルフで自由に使えた。小ぶりなライムを一絞りし、魚醤とニンニク酢を回し入れる。エスニックさが加わり、より外国のフォー感が増した。

もしこれを小さいプラスチック製の椅子に腰掛け路上で食べれれば、ここ池袋は完全にハノイである。

並盛りでも食べ応えは抜群。卓上の小さなお知らせに、飲みのシメや、朝食にベトナムでは人気とあり。たしかに、日本でも流行りそうな優しい味で間違いない。

エスニックさが足りない場合は、パクチーや調味料で調整できるのも嬉しい。

日本の飲食店評価サイトでも高い支持を得られている。客は女性が多く、日本人男性は味の濃いラーメンの方が好みかもしれない。少々お高めな値段をネックかも。

味は申し分ない。ただ、店舗位置が少し分かりにくいかもしれない。ハノイのように道路に面したガラス張りの店舗なら、より人気に火が付くだろう。

一度ハノイの本店を味わった身としては、日本でいつでも本場のフォーが食べられることは嬉しい限りだ。

ちなみに・・・ベトナム人客は麺食べる時に音立てずに食べていました!

日本のラーメンのように「ズズズ」と音を立て、一気に食べたかったが、ベトナム文化に合わせ、静かに完食。これってベトナムじゃ基本マナーなのでしょうか?

ありがとうございました。


友だちのレポートは以上です、いかがでしたか。

私も今度日本に帰ったときは、食べに行きたいと思います。気になるお店のアクセスなどは、 PHỞ THÌN TOKYO のホームページこちらをご確認ください。